オールド・ミントンのプレートで、 とても高価なお品になります。 プレートしては高価で、 出品することが出来ないでおりました。 ２枚で43800円です。 このクラスのプレートですと、 だいたい一枚が３万円位します。 美しいブルーに、 手の込んだ金彩模様、 ピンクローズのスプレーとリース、 青いガーランド、 真ん中のローズにはちどり草のような紺、 ひと目でアンティークと分かるようなお品です。 ロマンチックで、 華麗なのに気品あるプレートです。 こちらはヴィンテージ品ではなくて、 アンティーク品です。 直径２１センチ　素人採寸です。 ミントン社は、 もともと、銅版彫刻師、 トーマス・ミントンによって1793年、 イングランド、ストーク・オン・トレントに創業されました。 200年近く続く歴史を持つミントンは、 様々な工法や製法を研究して生み出し、 大理石とまがうようなお品まで作りだした窯です。 19世紀には、 大使や国家元首らのために、 オーダーメイドされる食器類の、 一番の発注先に成長していて、 ミントンと云えば、 最も有名な窯元の一つとなっていました。 けれど、 1858年に息子ハーバード・ミントンが跡を継ぎましたが、 彼が亡くなった後は、「ミントン」という社名は残っても、 ミントン家は経営には一切関わっていないのです。 こちらのマークは、 地球儀が月桂樹の葉に囲われていることで、 1912年～1950年頃とされていますが、 このマークの下にENGLANDとあるので、 1912年以前のものとされています。 初めて、ロンドンを訪れた際に、 ハロッズでは、 ミントンのお品と、 ロイヤルドルトンばかりがありました。 ウェッジウッドは、 そのまた後から人気が出てきたように、 記憶しています。 その時に、ミントン、ハッピーバレーのティーセットを フルセットで購入しましたが、 ボーナスが飛んでしまったという感じでした。 こちらのプレートは、 日本のアンティーク店で購入しました。 状態はとても良く、 傷や汚れはありません。