Made in Japan期のフジゲン製です。 本家58年製のGTを参考に、ピックアップカバーをはじめビス一本一本など細部に至るパーツまでレリック加工（ヤスリがけ・エッチング液漬込など）を施すことで、実用性を持たせながら、観ても楽しい即戦力・観賞用のギターに仕上げました。 98年製になりますので、年代相応の傷や錆等ありますが、その風格も美しいと思います。 ライブでの使用ありますが、丁寧に扱っておりました。打痕等は入手時からのものです。 主観ですがネックはほぼまっすぐ、ロッド余裕あり、フレット残7〜8割です。 （外装） ・破損パーツ（ジャックプレート・エスカッション）の交換 ・ペグの洗浄・グリス注入（チューニングのしやすさを向上） ・ロッドカバーの変更、うっすらアメ色に着色。 ・牛骨ナット？（入手時からのため詳細は不明、うっすら半透明です。） ・マイナスPUマウントビス ・ブリッジのコマのバリ取り（チューニングの安定性向上） ・スピードVol・Toneノブ ・ポインタワッシャーのレリック加工 ・ロングタイプジャック（L字シールドの干渉防止） （内装） ・SH4・SH1（ハイゲインにも対応） ・CTSポット(A 500)・SWジャック ・日本製オイルコンデンサーレプリカ（0.022uF） ・50年代WE製ブラックエナメル24GA（PRO CABLEより購入、もはや説明不要かと） ・単線グラウンド、ポット間無切断。（若干の明瞭性向上？） ・Kester44 ・キャビティ内はお世辞にも綺麗とは言えませんが、これまで断線や短絡等ありません。 変更点もさることながら、フジゲンの細部に至るまでの造り込みが素晴らしく、木材も詰まっている為非常に鳴りが良いです。 生音からもその上品な粒立ちがわかり、リバーブを少しかけたフロント・ミドルのクリーンはもちろん、歪みのノリも良いためリアで暴れてもとても楽しいです。 剥がれた塗装から垣間見える木部や年季を感じさせる錆びたパーツ、バック〜ネック〜ヘッドに至るマホガニーの木目は見惚れてしまうほどで、弾くつもりが無かったのにも関わらず気付いたらギターを手に取り小一時間が過ぎてしまっていた。というのは美しいギターならではのあるあるではないでしょうか？笑 他フリマサイトでも出品中です おまけ程度ですが、社外製のソフトケースが付属いたします